バセドウ病はTSH受容体に対する自己抗体が産生され、甲状腺ホルモンが過剰に産生・分泌される自己免疫疾患であるが、バセドウ病の家族歴があると約20-40倍の罹患率と言われ、その遺伝性が指摘されている。本研究では家族歴を有するバセドウ病患者を対象として、ヨードの取り込みに関連する遺伝子群(SLC26A4, EPHA2, EFNB2, SLC26A7, SLC5A5)の遺伝子配列のシークエンスを行う。【利用する試料の種類】血液:PBMC