最先端の科学を解説する市民フォーラム「ゲノム医療と科学の最先端2017」が2017年6月11日に岡山大学鹿田キャンパスで開催され、高校生や市民ら約120人が参加しました。
岡山大学の母里淑子先生による「遺伝子とは?」というお話で始まり、京都大学の武藤学先生から「ゲノム医療とクリニカルシーケンス」について最先端のお話、西森久和先生から岡山大学病院で実施している「抗がん剤適応遺伝子外来」のお話がありました。休憩をはさみ、大野充昭先生から「再生歯」として岡山大学歯学部の取り組みを紹介して頂いた後、本年4月に岡山大学に設置された中性子医療研究センターの井川和代先生から「中性子補足療法」のお話がありました。最後は、岡山大学工学部の亀川哲志先生が「へび型ロボット」の原理から応用まで、VTRを交えて楽しいお話を聞かせて頂きました。
また、フォーラムの前後には事前に申し込みをした高校生約70名を対象に、医療機器の模擬使用体験を実施。シミュレーションセンターにて、内視鏡や腹腔鏡の操作体験や、人体ロボットを使用した模擬診断を体験しました。
参加者からは、「これから勉強する動機づけになりました」「将来の目標が出来ました」などのコメントが寄せられました。