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お知らせ

【論文】バイオバンクのレーザーマイクロダイセクション(LMD7000)を利用した研究論文が発表されました。

J Dent Res. 2023 Oct;102(11):1241-1251.

Pth1r Signal in Gli1+ Cells Maintains Postnatal Cranial Base Synchondrosis

本研究は、頭蓋底の成長に重要な軟骨結合(synchondrosis)の維持機構を明らかにするため、Pth1rシグナルの役割を解析したものである。著者らはGli1-CreERT2;Pth1r^fl/fl;Tomato^fl/+マウスを作製し、出生後のPth1r欠損が頭蓋底発達に及ぼす影響を検討した。タモキシフェンを生後3日に投与した結果、変異マウスでは頭蓋底長が有意に短縮し(p<0.01)、軟骨結合の早期閉鎖が認められた。組織学的には、Gli1陽性と陰性軟骨細胞のパターン喪失と増殖層の崩壊が観察された。さらにRNA-seq解析により、平坦型軟骨細胞は増殖と成熟の両特性を示すことが示された。これらの結果から、Pth1rシグナルはGli1陽性細胞において出生後頭蓋底軟骨結合の形成と維持に必須であると結論づけられた。

Snapshot of OKADAI BIOBANK