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お知らせ

【論文】バイオバンクの核酸電気泳動(TapeStation)を利用した研究論文が発表されました。(2021年3月)

Pathol Int. 2021 May;71(5):360-364.
Best practices for the extraction of genomic DNA from formalin-fixed paraffin-embedded tumor tissue for cancer genomic profiling tests

DNAの質と量はシーケンスの結果に大きく影響するため、臨床のがんゲノムプロファイリングテストでは十分な量の高品質DNAを準備することが重要です。本研究では、膵臓がん、肺がん、大腸がんのホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)腫瘍組織から、がんゲノムDNAを抽出するためのベストプラクティスを検討しています。10μm厚のFFPE試料から抽出したがんゲノムDNAの品質は、4μm厚のFFPE試料から抽出したものと比較して著しく向上しており、10μm厚のFFPE試料が臨床がんゲノムプロファイリング検査に適していることが示唆され、必要なスライド枚数を算出するための早見表を作成しています。

Snapshot of OKADAI BIOBANK