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お知らせ

【論文】バイオバンクのデジタルPCR(digital PCR)を利用した研究論文が発表されました。(2017年5月)

Oncol Rep. 2017 May;37(5):3100-3106.
Optimal method for quantitative detection of plasma EGFR T790M mutation using droplet digital PCR system

EGFR 変異を有する患者は、当初 EGFR-チロシンキナーゼ阻害剤(TKI)に反応するが、腫瘍は最終的に EGFR-TKI に対して耐性を獲得する。最も頻繁に報告されているメカニズムは、EGFR T790M変異であり、本研究では、血漿中の循環セルフリーDNA(cfDNA)から得られるEGFR T790Mの変異検出アッセイについて、droplet digital PCR(ddPCR)システムを用いて最適条件を検討しています。臨床血漿試料では、ddPCRによりT790Mアレルを感度42.8%、特異度97。3%で検出することができ、PNA-LNA-ddPCRクランプ法を用いたddPCRは非侵襲的なT790M変異の検出法として有望であるとしています。

Snapshot of OKADAI BIOBANK