5月29日(日)市民フォーラム「ゲノム医療と科学の最先端」を開催します。遺伝子(ゲノム)医療の中枢を担う岡山大学病院バイオバンクの取り組みを紹介するほか、「遺伝子(ゲノム)医療」をテーマに各領域を代表する研究者が分かりやすく解説します。
当日は、高校生を対象に院内ツアー(先着45名、要事前申し込み)も開催。シミュレーションセンターで手術用医療機器の模擬使用体験ができるほか、病院内の手術室、バイオバンクの最新研究機器の見学ができます。
日 時:平成28年5月29日(日)13:30~16:00
場 所:岡山大学鹿田キャンパス Junko Fukutake Hall(Jホール)
内 容:
〈講演1〉岡大バイオバンクの取り組みについて
講師:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 臨床遺伝子医療学 豊岡 伸一 教授
ゲノム医療と、医学研究を支えるバイオバンクの仕組みとその取り組みについて紹介。
〈講演2〉遺伝子の不思議
講師:岡山大学病院皮膚科・メラノーマセンター 梅村 啓史 助教
「生物の設計図」と呼ばれる遺伝子について、その基本的な仕組みとともに、個人の体質や病気との関係について解説。
〈講演3〉腸内環境とアスリートのパフォーマンス
講師:岡山大学大学院環境生命科学研究科 動物応用微生物学 森田 英利 教授
近年、急速に解明が進む腸内フローラ(腸内細菌叢)の視点から、トップアスリートのパフォーマンスに関する秘密に迫る研究を紹介。
〈講演4〉スーパーコンピュータと人工知能で挑む創薬と医療
講師:京都大学大学院医学研究科 臨床システム腫瘍学 奥野 恭史 教授
スーパーコンピュータ「京」や人工知能といった最新のITテクノロジーが切り開く、最先端の薬づくりや医療の未来について講演。
〈院内ツアー〉※要事前申し込み・先着順
12:00~13:15
Jホール→シミュレーションセンター(医歯薬融合型教育研究棟)→バイオバンク(中央診療棟)→手術室(総合診療棟) 参加費:無料 ※市民フォーラム、院内ツアーともに事前申し込みが必要です。
申し込み方法:
5月20日(金)までに、①〒住所 ②氏名 ③電話番号 ④学校(所属先)名 ⑤学年 ⑥ご参加イベント名(・市民フォーラム ・院内ツアー+市民フォーラム)を明記し、電子メール(genome-forum1@okayama-u.ac.jp)でお申込下さい。5月10日以降に順次返信予定です。
★当日参加した高校生のうち、院内ツアー、市民フォーラムの聴講、体験学習の感想文提出の3つの課題すべてを修了した方全員に、「遺伝子医療に関する体験型学習修了証」を発行します。
送信者の氏名、住所、連絡先電話番号を明記の上、400字程度の「体験レポート」を、「genome-forum1@okayama-u.ac.jp」宛てに送信してください。
メールのタイトルを「ゲノムフォーラム体験レポート」として提出してください。後日病院より修了証が発行されます。
【主催】岡山大学病院
【後援】山陽新聞社(その他、調整中)
【お問い合わせ】岡山大学病院 新医療研究開発センター
TEL086-235-7436、6504